風水と桃太郎
桃から生まれた桃太郎が、鬼ケ島へ渡り鬼退治をする有名な日本の昔話は、
みなさんご存じでしょう。
ところで、太郎はなぜ桃から生まれたのでしょうか？
鬼はなぜ「角」を生やし、「虎模様」のパンツをはいているのでしょうか？
また、なぜサル・キジ・イヌを連れて鬼退治に行ったのでしょうかまた
実は風水と密接な理由があるのです。
「鬼」門の方角である東北を十二支にあてたとき、「丑 寅（うしとら）」に
なります。そのため鬼は牛のような角を生やし、虎のパンツをはいているのです。
そして神々が体のけがれをはらうのに使った「桃」 は、邪気を祓うパワーが絶大。
ではなぜイヌ・サル・キジだったのでしょうか？それは鬼門の反対の方角である南西が「裏鬼門」と呼ばれていて、裏鬼門に位置している十二支が「戌(犬)」「申(猿)」「酉(きじ)」なのです。
鬼のパワーを封じるため、反対の方角のエネルギーを用いていたんですね。鬼（悪）を退治するために桃太郎が桃から生まれてきたのは、至極当然のことと
いえるでしょう。
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